相談事例

大分の方より相続についてのご相談

2023年10月03日

Q:相続手続きを司法書士に依頼せずに自分たちで行った場合、どのくらいの時間がかかるのか知りたい。(大分)

先日、父が入院していた大分の病院で息を引き取りました。葬儀は大分にある葬儀場で滞りなく終えましたので、これから相続人である母と私の2人で相続手続きに入ろうと思っています。相続財産は大分の実家と、父名義の口座がいくつかあり預貯金額は合計して一千万ほどになるかと思います。私は大分から離れて暮らしていますので、ある程度まとまった時間を作って帰省時に相続手続きを進めたいと考えてるのですが、手続きにはどの程度の時間がかかるものなのでしょうか。目安で結構ですので、司法書士の先生、教えてください。(大分)

A:相続した財産の種類によって要する時間は異なります。

相続が発生した際、一般的に手続きが必要となるのは預貯金・現金・株などの金融資産と、ご自宅の建物・土地などの不動産が挙げられます。相続手続きに要する時間は相続した財産の種類やご相談者様のご事情によって異なりますが、ここではご相談内容から金融資産と不動産の手続きにかかる時間について説明させていただきます。

金融資産の手続きとしては、口座の名義を被相続人から引き継いだ相続人へ変更する方法か、口座自体を解約してしまって相続人同士で分配する方法があります。いずれの手続きも、金融機関所定の用紙に記入のうえ、必要書類とともに提出することになります。必要書類は各機関によって多少異なりますが、戸籍謄本一式、相続人の現在の戸籍、遺産分割協議書、相続人の印鑑登録証明書などを揃えます。
これらの書類を揃えるだけで1~2か月ほど、金融機関での処理が完了するには2~3週間ほどの時間がかかると考えられます。

次に不動産の手続きですが、こちらも被相続人の名義を引き継いだ相続人へ変更(相続登記)の手続きを行います。不動産の名義変更は法務局にて行います。この時必要となる書類も状況によって多少異なりますが、戸籍謄本一式、被相続人の住民票の除票、引き継ぐ相続人の住民票、対象の不動産の固定資産税評価証明書、遺産分割協議書、相続人の印鑑登録証明書などを揃えます。書類の収集には1~2か月、法務局への登記申請後は2週間ほどで手続きが完了するとお考えください。

相続財産の主な手続きは以上となりますが、ご事情によってはさらに手続きを要する場合があります。例えばご自宅で保管していた自筆の遺言書を発見した、未成年者や行方不明の相続人がいるなどの場合は、家庭裁判所での手続きも必要となります。相続した財産額によっては相続税申告が必要となる場合もあるでしょう。

大分相続遺言相談センターでは大分エリアを中心に相続のお手伝いを承っております。大分にお住いの方だけでなく、ご実家が大分にある、相続した不動産が大分にあるといった方のお手続きもサポートいたしますので、まずは大分相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用ください。皆様のご事情に合わせた丁寧なサポートをご提供いたします。

まずはお気軽にお電話ください

大分市、別府市を中心に大分県内の相続遺言をあんしんサポート!

0120-301-489

営業時間 9:00 ~ 18:00(平日)

初回の無料相談実施中!

  • 事務所概要
  • アクセス
  • メールでのお問い合わせ


司法書士・行政書士による無料相談実施中!
大分で相続遺言・家族信託のご相談なら、お気軽にお問い合わせください。
平日の夕方20時まで、土曜も事前予約で対応可能です。

家族信託

相談事例Q&A

ご相談事例Q&A形式でご紹介いたします