相談事例

大分の方より相続のご相談

2024年09月03日

Q:相続が発生した際に備え、相続手続きの流れを知っておきたいです。司法書士の先生教えていただけませんか。(大分)

主人が大分市の病院に入院しています。先日医者から、主人の病気についての説明と余命を告げられ覚悟するように言われました。突然のことでどうしてよいか分からず、途方に暮れる毎日を送っていました。しかし、いざその日がきた時のことを考えると、やらなければならない事が多いことに気づき少しずつですが今後のことを考えられるようになりました。葬儀のことは何とかなりそうですが、心配なのは相続手続きです。相続については皆無で、まず何をすればよいのか全く分かりません。相続手続きに手順はあるのでしょうか?相続手続きの流れについて、まずは大まかでいいので教えていただきたいです。(大分)

A:大まかな相続手続きの流れをご説明いたします。

ご家族のご病気のこと心中お察しいたします。先の事を考えると大変つらいものです。しかしながら、ご家族のご逝去後は葬儀や相続手続きなどを進めなければなりません。今から前もって少しずつでも準備されるとよいでしょう。

まず、相続が発生したら遺言書の有無を確認します。故人が遺言書を遺している場合には遺言書の内容が民法で定められている法定相続よりも優先されるため、まずは遺言書を探しましょう。遺言書がある場合には記載されている内容に従って相続手続きを進めていきますが、遺言書が無い場合の大まかな相続手続きの流れは下記になります。

①相続人の調査
被相続人の出生から死亡までのすべての戸籍を集めます。この戸籍を収集することによって相続人を確定することができます。この際、相続人の戸籍謄本も併せて請求するようにしましょう。

②相続財産の調査
被相続人が所有していた財産をすべて調査します。現金や預貯金、株式、不動産などプラスの財産及び借金やローンなどのマイナスの財産も調査します。ご自宅が持ち家であれば、不動産の登記事項証明書や固定資産税納税通知書を集めます。これらの書類から相続財産目録を作成し、相続財産のすべてを分かりやすくまとめます。

③相続方法の決定
相続財産の相続方法を決めます。相続財産に借金があり、相続放棄や限定承認をする場合には、相続が発生したことを知った日(通常は被相続人の死亡日)から3カ月以内に家庭裁判所に申述します。

④遺産分割協議
被相続人の財産の分割方法を相続人全員で話し合います。これを遺産分割協議といいます。相続人全員が合意した内容を遺産分割協議書に書き起こし、相続人全員が署名・押印をします。遺産分割協議書は不動産の名義変更の際に必要となります。

⑤財産の名義変更
遺産分割協議で財産の分割方法が決まったら、被相続人の名義から相続人の名義へ変更する手続きを行います。

以上が相続手続きの流れとなりますが、相続ではご状況によって複雑な手続きが発生する場合もあります。

ご自身での相続手続きが少しでもご不安な方は、相続の専門家に依頼することも可能です。
大分相続遺言相談センターでは大分で相続でお困りの方を手厚くサポートしております。大分で相続手続きの専門家をお探しの方はお気軽に大分相続遺言相談センターにお問い合わせください。大分の地域事情に詳しい相続の専門家が大分の皆様のご相談に親身にサポートいたします。初回のご相談は完全無料にてお伺いしておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

まずはお気軽にお電話ください

大分市、別府市を中心に大分県内の相続遺言をあんしんサポート!

0120-301-489

営業時間 9:00 ~ 18:00(平日)

初回の無料相談実施中!

  • 事務所概要
  • アクセス
  • メールでのお問い合わせ


司法書士・行政書士による無料相談実施中!
大分で相続遺言・家族信託のご相談なら、お気軽にお問い合わせください。
平日の夕方20時まで、土曜も事前予約で対応可能です。

家族信託

相談事例Q&A

ご相談事例Q&A形式でご紹介いたします